ヒッチハイク(宮城蔵王キツネ村、山形)

 名取の銭湯で営業終了まで居座った後、始発の電車で東白石駅へ。駅を降り、歩いていると川面に白鳥がいた。白石川という川で毎年白鳥が飛来するそうだ。

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そして1時間30分ほど歩いてから宮城蔵王キツネ村を目指してヒッチハイク開始。今日も幸運なことにすぐに成功した。福島市から来てこれから釣りをしに行く男性が入り口まで連れてってくれた。

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いつか行きたいと思っていた宮城蔵王キツネ村に到着した。園内では100匹のキツネを飼育、放し飼いをしている。このような施設は日本ではここだけだと思われる。映画「子ぎつねヘレン」に出演したキツネはこの施設出身だったらしい。また、エキノコックスの感染の心配がないため触ることもできるようだが、触ろうとすると噛まれることがあるらしい。入園料大人1人1000円。餌代100円。
入り口のドアを開けるとそこはキツネの楽園だった。すごい!そしてかわいい!

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もう動物好きにはたまらない。こんな間近で見えるんだから。ほかにも黒や白のキツネもいた。キツネ以外にもニホンアナグマフェレット、ヤギなどもいる。最後にキタキツネを抱っこするという貴重な体験もした。400円かかったが、キツネを抱っこするなんてなかなかできることではないからそれ以上の価値はあるであろう。心が癒された。またここを訪れる機会があるなら友達と行きたい。

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それから白石駅から電車で貝田駅に行き、歩いて国見SAへ。山形を目指してヒッチハイク開始。今回も幸運なことにすぐに山形に向かう年配の男女、30代くらいの男性の団体が乗せてくれた。なんと山梨に会社を所有?しており、山梨からの帰りだということで会話の序盤から盛り上がった。「どうして山形に行こうと思ったの?」と問われたので「冷やしラーメンを食べたいからです」と回答。笑
というわけで初めて山形を訪れることに。早速、栄屋本店の冷やしラーメンを食べた。身体が冷えて外に出ると寒さが倍増した。これは夏に食べるものだな…
今夜はネカフェ泊。明日はまず山形を少し観光してから福島に行こう。

宮城蔵王キツネ村はアクセスに少し不便なため事前にバスが運行している曜日などを調べてから行ったほうが良いです。また、白石駅からタクシーで向かうと片道4000円近くかかってしまうらしい…

ヒッチハイク(山梨→宮城県仙台市)

  今日から1週間程とくに予定がなかったのでヒッチハイクで福島・宮城に行こうと思い立った。宮城県白石市蔵王キツネ村、福島県猪苗代湖会津若松を観光したいと考えていたからそれを決行した。
 午前11時山梨県都留市の谷村PAからヒッチハイクを開始。まずは中央道の談合坂SAを目指すことに。車の台数が少なくて苦戦を予想していたが、約30分後に年配の男性が「今どきヒッチハイクは珍しいね」と話しかけてきて、そして談合坂SAまで乗せてくれた。

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彼は宮司で、テレビに出演したりしている有名な方らしい。神社が祭りなど地域の催し物の拠点になったり、コミュニティの形成にとって大切な場であると語っていた。つまり神社の喪失はコミュニティの喪失だけでなく、その地域の文化や風習の喪失にもつながりかねないのだそうだ。とくに東北の被災地では深刻な問題となっているようだ。また、信仰とは神に救いを求めるだけではなく、神を支えて守る行為であるとも語っていた。ということは冨士浅間神社の御神体である富士山を世界遺産に登録して多くの登山客を呼び込むやり方は神への冒涜になるのかもしれない。富士山周辺の自治体にとっては地域を潤すための観光政策だが、信仰の対象である富士山の意義について考える必要があるのかもしれない。

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談合坂SAでヒッチハイクを開始して約30分後に若い男性が圏央道狭山PAまで乗せてくれた。大宮の病院で働いており、久しぶりの休日であったため祖父母の家がある大月を訪れ、その帰りだったそうです。

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狭山PAから東北道方面に向かう車は少ないと思ったのでここから苦戦することになるだろうと考えていた。ところが、30分後に年配の男性が乗せてくれることに。なんと仙台まで向かっている途中だということで仙台まで乗せてくれた。彼は名古屋で遊んだ帰りで当初は首都高を経由して仙台に向かう途中だったが、道を間違えて圏央道に来てしまったらしい。これを偶然の出合いと言うのかもしれない。私が「キツネを見に行く(蔵王キツネ村に行く)ためにヒッチハイクしました!」って言うと爆笑していた。おそらく私みたいな変わり者はどこを探しても見つからないであろう。彼には長時間お世話になった。

 初めての仙台。都会だ。街を歩いていると牛タンの香りが漂っている。食べたい。でも値段が高い。結果として私はこの誘惑を断ち切り、松屋で牛丼を食べた。私の勝利である。その後、仙台駅から電車で名取駅に行き、銭湯に行ってきた。

 明日は蔵王キツネ村に行こう。